■ メッシュWi‑Fiとは
メッシュWi‑Fiとは、複数のWi‑Fiユニットを家の中に配置し、家じゅうをひとつのWi‑Fiでカバーする仕組みです。
一般的なWi‑Fiルーターは1台から電波を飛ばすため、
- 離れた部屋
- 2階や3階
- 壁の多い部屋
では電波が弱くなりやすく、「つながりにくい」「速度が遅い」といった問題が発生します。
メッシュWi‑Fiは複数のユニットが連携しながら電波を届けるため、家全体を広くカバーできます。
- 家のどこでもつながりやすい
- 部屋による速度差を減らせる
- 同じWi‑Fi名(SSID)のまま利用できる
これが最大の特徴です。
■ メッシュWi‑Fiの仕組み
メッシュWi‑Fiは親機・子機が協力しながら通信する仕組みです。
- 親機を設置
- 電波が届きにくい場所へ子機(サテライト)を設置
- ユニット同士が通信しながら最適な経路を選択
- 家全体を1つのネットワークとして利用
各ユニットは常に通信状況を確認し、より安定した経路を自動で選択します。
中継器との違い
く比較されるのがWi‑Fi中継器です。
中継器
ルーター
↓
中継器
↓
スマホ
電波を受信して再送信する仕組みです。
設置は簡単ですが、
- 速度が低下しやすい
- 接続先が切り替わる場合がある
といった弱点があります。
メッシュWi‑Fi
Deco
↓
Deco
↓
Deco
各ユニットが連携して通信経路を最適化します。
特にトライバンドモデルでは、ユニット同士の通信専用帯域(バックホール)が利用できるため、離れた部屋でも速度低下を抑えやすくなります。
■ なぜ移動しても途切れないの?
メッシュWi‑Fiは802.11r / 802.11k / 802.11vと呼ばれるローミング支援技術に対応しています。
例えば、
- リビングで動画を見る
- そのまま2階へ移動する
といった場合でも、自動的に電波の強いDecoへ接続先を切り替えます。
利用者は切り替えを意識する必要がなく、オンライン会議や動画視聴も途切れにくくなります
■ メッシュWi‑Fiがおすすめな人
- 2階や3階で電波が弱い
- 家の端の部屋で速度が遅い
- 家族で多くの端末を使う
- オンライン会議や動画視聴が多い
このような環境では、ルーター1台よりメッシュWi‑Fiの方が快適になるケースが多いです。
■ メッシュWi‑Fiの代表例:TP-Link Deco
メッシュWi‑Fi製品の中でも代表的なのが TP-Link Deco シリーズです。
Deco は複数ユニットが連携し、 家全体をひとつのWi‑Fiとして扱うメッシュネットワークを構築します。
- SSIDは1つ
- 切り替えが起きない
- 自動で最適な経路を選ぶ
- 電波の穴がなくなる
- 速度が落ちにくい
- 設定が簡単
エントリーモデルからハイエンドまで幅広く、 既存のDecoに新しいユニットを追加して拡張することもできます。