P!rosh

計装工事に30年以上従事し、現場で技術と判断力を磨いてきました。 Excelを活用した業務効率化にも取り組み、現場の『仕組みづくり』を支えてきました。 いまは、自分の経験を次の世代に残したい。 そして、計装の情報がネットに少ない現状を補いたいという思いから、このブログを運営しています。 座右の銘は「酒は憂いの玉箒」。 日々の暮らしの中で、リフレッシュの大切さを大事にしています。

ブログ初心者の成長記録|サチコの月次推移と積み重ねの記録

 ブログを始めた当初、どれくらい読まれるようになるのかなんて、まったく想像できませんでした。それでも、毎月の小さな変化を見つめながら、コツコツと続けてきました。  この記事では、ブログ開設から現在までのサチコ(Search Console)の推移と、その時々で感じたことをまとめています。「初心者はどんなペースで成長していくのか」を知りたい方に、リアルな記録として参考にしていただけたら嬉しいです。 2025年4月6日 サーバー契約  右も左も分からないまま、まずはブログの環境づくりからスタートしました。 2 ...

複数本のケーブルを防護管に収める場合の考え方

コメントをいただきました。 コメント内容 ケーブルについては、防護管の場合として、内線規程3165-1【施設方法】で 「防護管の内径は、ケーブル仕上がり外径の1.5倍以上必要。 防護管が短小で屈曲が無く、 ケーブルの引替えが容易であれば、1.5倍未満のものを使用してもよい。」となっています。 ケーブル1本であれば仕上がり外径の1.5倍で算出する。 複数本のケーブルを収める場合は、どの様に考えますか? 例えば、断面積総和の67%とか? 入線(引込み)できるかも含め、見解を教えてください。  内線規程には、複 ...

Excel見積支援ツールver2.0|自動から『実務最適化』へ進化した新モデル

はじめに ver.1.0 は、限られた方に向けた『学びの集大成』として公開したモデルでした。FILTER・XLOOKUP・LET といった最新関数を駆使し、Excelだけで見積作成を自動化する、そんな挑戦を形にしたのが ver.1.0 です。  私自身、計装工事の現場で30年以上、数百〜数千件の見積を作ったり、ほかの人の見積を確認、修正したりしてきました。その経験の中で痛感したのは、「実務で使いやすい見積ツールは、完全自動よりも『最適化された構造』が重要だ」ということです。その気づきをもとに、見積とは何か ...

ビル空調の自動制御入門#7:コントローラ先生がやさしく解説

コントローラ先生 こんにちは!ぼくはコントローラ先生。 今日はビルの空調について、やさしく解説していくよ。 ビル空調の基礎#7:さーもくんとばるぶちゃんの働き コントローラ先生 空調の世界には、温度を見張る 「さーもくん」 と、 水の流れを調整する 「ばるぶちゃん」 がいるんだ。 今回はこの二人に注目してみよう! さーもくん やあ!ぼくはさーもくん。 ぼくの役割は主に、室内の温度を計測して「暑い」「寒い」を判断すること。 それだけじゃなく、ダクトの中を流れる空気の温度や、 配管の中を流れる水の温度もチェッ ...

Excelで見積書を完全自動化|表紙付き完成版を公開

 もう複雑な設定は不要です。商品や数量を入力するだけで、表紙付きの見積書が完成するExcelテンプレートを公開しました。無料版で便利さを体験した方は、完成版でさらに実務に直結する機能を使えます。  これまで3回にわたり、Excel関数を使った見積書の自動化手法をご紹介してきました。FILTERやXLOOKUP、LET関数を組み合わせることで、入力した品名や数量から単価を自動参照し、金額を計算する仕組みを構築。小計・消費税・合計まで自動で算出できる「内訳シート」が完成しました。 過去3回の記事 第1回:LE ...

第3回:Excel 見積書 自動化|XLOOKUPで単価を自動参照して見積書作成

第1回:LETで計算式を整理 第2回:FILTER・VSTACK・HSTACKで明細を整理 第3回:XLOOKUPで品目コードから単価を自動参照  第1回ではLET関数を使って複雑な数式を整理し、第2回ではFILTERで必要な行を抽出、VSTACK・HSTACKで表を結合する方法を学びました。 ここまでは「見積書の準備運動」として、関数そのものの仕組みを理解することを目的に進めてきました。  そして第3回では、いよいよXLOOKUPを組み合わせて、品目を選ぶだけで単価や単位が自動参照され、数量を入力すれば ...

第2回:Excel 見積書 自動化の基礎 | FILTER・VSTACK・HSTACKで明細を整理

 Excelで見積書を作成すると、材料などの明細が増えるにつれて表が複雑になり、必要な情報を探すのが大変になります。そんなときに役立つのが FILTER関数 です。条件に合うデータだけを抽出できるため、見積の内訳をすっきり整理する第一歩になります。  さらに、抽出した複数のリストを VSTACK関数 で縦に積み上げ、HSTACK関数 で横に並べれば、明細表を自動で整形することが可能です。コピー&貼り付けや複雑なマクロを使わなくても、最新のExcel関数だけで「見積明細の整理」ができるのは大きなメリットです ...

第1回:Excel 見積書 自動化の第一歩|LET関数の使い方と活用例

 このシリーズでは「Excel 見積書 自動化」をテーマに、関数の仕組みを理解しながら自分で作れるようになることを目的にしています。理解した内容をもとに自分でアレンジすることもできますし、そのまま業務で活用いただけます。 関連記事 第1回:LETで計算式を整理 第2回:FILTER・VSTACK・HSTACKで明細を整理 第3回:XLOOKUPで品目コードから単価を自動参照  Excelで複雑な数式を作ると、同じ計算を何度も書くことになり、数式が長く読みにくくなります。そんなときに役立つのが、便利な新関数 ...

強電ケーブルラックの選び方:耐震荷重の考え方を整理してみた

 前回の記事では、強電用ケーブルラックの選定にあたり、ケーブルの幅と重量からサイズを算出しました。しかし、実際の設計ではそれだけでは不十分であり、地震時の荷重も含めた検討が不可欠だと考えています。 関連記事前回の記事:強電ラックの選び方、聞かれたので考えてみた 耐震支持:耐震荷重も含めた設計が必要 仕様書には「耐震支持を設けること」と明記されています。地震時には、ケーブルラックや支持金具に水平方向の力(=耐震荷重)が加わるため、どれだけの力に耐えられるかを数値で確認することが重要です。つまり、構造的な「耐 ...

強電ラックの選び方、聞かれたので考えてみた

 普段は計装工事を中心にしているため、強電のケーブルラックを選定する機会はほとんどありませんでした。しかし最近、強電ラックの選定方法について質問を受けることがあり、改めてその基準や考え方を整理することにしました。  強電ケーブルラックの選定では、ケーブルの重量、支持間隔、ラックの強度など、設計上の複数の要素を総合的に判断する必要があります。これらは、計装工事で扱う軽量で柔軟なケーブルではあまり意識しない要素であり、強電ならではの設計視点といえます。  本記事では、計装工事を主に行ってきた筆者が、強電ラック ...