【第8章】結露はどんな時に起きる?
露点温度と表面温度で決まるしくみを解説 現場では、同じ部屋なのに 窓だけ濡れている ダクトだけ濡れている 配管だけ水滴がついている ということがあります。 同じ空気の中にあるのに、 結露する場所としない場所があるのはなぜでしょうか? この章では、 「どんな時に結露が起きるのか」 をやさしく解説します。 ■ 考えてみよう:なぜ窓だけ濡れるのか? 冬になると、 壁は乾いている でも窓だけ濡れている ということがあります。 部屋の空気は同じはずなのに、 なぜ窓だけ結露するのでしょうか? 答えは「表面温度」にあり ...
【第7章】 なんで水がつく?
現場で起きる「結露」の正体をやさしく解説 現場でよく見かけるこんなトラブル。 ダクトが濡れている 配管に水滴がついている 機器から水が落ちている これらの多くは 「結露」 が原因です。 この記事では、 「なぜ水がつくのか?」 「結露はどういう仕組みで起きるのか?」 を、専門知識ゼロでも理解できるようにやさしく解説します。 夏のコップと同じ現象です 夏に冷たい飲み物を置いておくと、 コップのまわりに水がつきますよね。 あの水はどこから来たのでしょうか? コップの中から出てきた? 外から来た? 正解は 外から ...
【第6章】 外気って入れていいの?
外気を取り入れるかどうか、現場では、実はかなり判断が難しいテーマです。 「外は涼しいし、風も気持ちいい。室内が少し暑いから外気を入れれば快適になるのでは?」 そう思う場面はよくあります。 しかし、温度だけで判断すると失敗することがあるのが空調の世界です。 この章では、外気導入を考えるときに「何を見て判断すべきか」を整理します。 外気は『空気』だけではない 外気を取り入れると、次の3つが室内に入ってきます。 空気 熱 水分 私たちはどうしても「温度」に目が行きがちですが、実際には 水分(湿気) が大きな影響 ...
動く空気線図もどき ~空気の変化が見える~(無料配布)
空気線図は便利なツールですが、初めて触れる人にとってはどうしても難しく感じます。 前作の「空気線図もどき」は、温度・湿度・絶対湿度を確認できる『簡易空気線図』として公開し、 空気線図の入口として多くの方に使っていただきました。 しかし、前作には大きな制限がありました。 点が表示されない 空気の位置は自分で想像するしかない 外気との比較ができない 再熱で湿度がどう変わるか分からない そこで今回、これらの課題をすべて解消した 「動く空気線図もどき」 を無料公開します。 前作からの大進化:空気(点)が『動く』か ...
【第5章】 湿度は1つじゃない?
湿度は『%だけ』では本当の姿が見えません。 湿度を見るとき、多くの人は温湿度計に表示される「%」だけを見ています。 しかし、この数字だけで空気の状態を正しく判断できないことがあります。 理由はシンプルで、湿度には「割合」と「量」という2つの見方があるからです。 なぜ同じ湿度50%でも体感が違うのか 湿度50%なのに蒸し暑い日もあれば、湿度50%なのに乾燥して感じる日もあります。 夏の50%は、肌がベタつき、エアコンをつけても蒸し暑さが残ります。 冬の50%は、洗濯物が乾きにくく、結露が起きやすい状態です。 ...
【第4章】夏のジメジメ・冬のカラカラはなぜ起きる?
はじめに:同じ湿度50%なのに、なぜ体感が違うのか? 現場では、同じ湿度の数字でも感じ方が違うことがあります。 夏の湿度50% → ジメジメする 冬の湿度50% → カラカラする 同じ「50%」なのに、体感はまったく違います。 これは湿度の数字だけを見ていると気づけない「空気の中身」が関係しています。 この章では、湿度の正体を『空気の器(うつわ)』としてイメージしながら、 なぜ同じ湿度でも体感が変わるのかを分かりやすく解説します。 空気を「器(うつわ)」として考えてみよう 空気は水分を含むことができます。 ...
【第3章】 空気って全部同じ?
~同じ部屋でも『空気の状態』は場所によって違う~ はじめに:同じ部屋なのに、空気の感じが違う理由 現場でも日常でも、こんな経験はよくあります。 天井の近くは暑い 足元は寒い 部屋の隅だけムシムシする エアコンの風が当たる場所だけ涼しい 同じ部屋なのに、空気の状態が違う。 でも、その理由を説明できる人は意外と多くありません。 この章では、 「空気は場所によって違う」 という基本をやさしく整理します。 生活の中で起きている『空気の違い』 ■ 冬の事務所で、頭は暖かいのに足元が寒い 暖かい空気は上へ、冷たい空気 ...
【第2章】 空気って動くの?
はじめに:空気は本当に『動いている』のか 私たちのまわりの空気は、目に見えません。 触ることもできません。それでも、私たちは日常の中で「空気が動いている」瞬間を確かに感じています。 ドアを開けたときにふっと流れる空気 エアコンをつけたときに体に当たる風 扇風機の前で髪が揺れる 階段の上が暑い、下が涼しい 当たり前のように見えるこれらの現象には、すべて『理由』があります。 この章では、 「空気はなぜ動くのか?」 その基本をやさしく整理します。 空気は見えないけれど、確実に動いている 空気は見えませんが、私た ...
【第1章】空気って何?
〜湿度・結露・換気を理解するための最初の一歩〜 「空調の仕組みを説明したいけれど、専門用語が多くて伝わらない。 現場で起きていることを、もっとシンプルに説明できたら…。 そんな『空気の基本』を、分かりやすくまとめます。」 ■ 普段感じている空気の「なんで?」を整理することが目的です。 換気したら逆にジメジメした 冬になると窓に水がつく エアコンをつけると空気が変わる気がする こんな『よくある現象』を、理由まで説明できる人は意外と多くありません。 このシリーズでは、なんとなく感じている空気の変化を『説明でき ...
空気の見方・考え方|〜湿度・結露・換気・空調を「理由で理解する」基礎シリーズ〜
このシリーズを読むと、 湿度・結露・換気のトラブルを『理由で判断できるようになる』 ようになります。 現場での判断ミスは、天井材交換・カビ除去など 数十万円の損失につながることがあります。 この記事では、その原因を「空気の動き」で理解できるように解説します。 空気は目に見えません。 だからこそ、湿度・結露・換気・空調のしくみは「なんとなく」で判断されがちです。 このシリーズでは、 空気の性質を『理由で説明できる状態』になること を目的に、現場で使われるプロの考え方を、家庭向けにやさしく整理しています。 さ ...

