Wi-Fiの規格にはいくつかの世代があり、それぞれ通信速度や利用できる周波数帯などに違いがあります。
ここでは、現在のルーター選びでよく登場する3つの規格を見ていきましょう。
🟩 Wi-Fi 7
Wi-Fi 7は、3つの中で最も新しい世代の規格です。
- 高速通信に対応
- MLO(複数の周波数帯やチャネルを組み合わせて通信できる機能)に対応
※MLOを利用するには、ルーターだけでなく、接続する端末側も対応している必要があります。 - 6GHz帯にも対応する製品がある
通信速度や混雑への強さなど、さまざまな面で性能向上が図られています。
ただし、実際に性能を活かすには、スマホやパソコンなどの端末側もWi-Fi 7に対応している必要があります。
👉 新しい端末への買い替えや、長く使うことを考えている人におすすめの規格です。
🟩 Wi-Fi 6E
Wi-Fi 6Eは、Wi-Fi 6をベースに、新しく6GHz帯を利用できるようにした規格です。
- Wi-Fi 6の基本的な技術を採用
- 6GHz帯を利用できる
- 6GHz帯は従来の2.4GHz帯・5GHz帯と比べて混雑を避けやすい
ただし、6GHz帯を利用するには、ルーターとスマホなどの端末の両方がWi-Fi 6Eに対応している必要があります。
また、6GHz帯は障害物や壁の影響を受けやすいため、設置場所によっては電波が届きにくくなることもあります。
👉 Wi-Fi 6E対応端末を持っていて、6GHz帯を活用したい人に向いています。
🟩 Wi-Fi 6
Wi-Fi 6は、現在も多くのスマホやパソコンで使われている規格です。
- 2.4GHz帯・5GHz帯に対応
- 複数の端末が接続する環境を考慮した技術に対応
- 日常的なインターネット利用には十分な性能を備えている
Wi-Fi 7やWi-Fi 6Eのように6GHz帯は利用できませんが、動画視聴やオンライン会議、ゲームなど、一般的な家庭での利用には十分な場合があります。
👉 最新規格にこだわらず、現在の利用環境に合ったルーターを選びたい人におすすめです。
🟦 3つの規格を比較すると
| 規格 | 主な特徴 |
|---|---|
| Wi-Fi 7 | 高速通信・MLOなど新しい機能に対応 |
| Wi-Fi 6E | Wi-Fi 6に6GHz帯を追加 |
| Wi-Fi 6 | 現在も幅広く使われている標準的な規格 |
なお、Wi-Fi 7対応ルーターでも、すべての製品が同じ周波数帯や機能に対応しているわけではありません。
規格名だけでなく、購入するルーターの製品仕様も確認しましょう。