金属管は『目的』で節が変わる|電気工事と計装工事で異なる3110節・3165節の考え方
この記事は、内線規程――特に3110〜3165節――を改めて読み直しながら、「こういう整理の仕方もあるのではないか」と感じた点を、筆者なりにまとめたものです。 ここで紹介する内容は、あくまで私的な考え方の整理であり、これが唯一の正解というわけではありません。内線規程の読み方には幅があり、現場ごとのルールや安全文化も存在します。 記事全体は少し長めですが、計装工事の視点から、金属管・電線・ケーブルの扱いをどう整理できるかを丁寧に説明しています。 結論だけを読むこともできますが、結論だけでは腑に落ちに ...
複数本のケーブルを防護管に収める場合の考え方
コメントをいただきました。 コメント内容 ケーブルについては、防護管の場合として、内線規程3165-1【施設方法】で 「防護管の内径は、ケーブル仕上がり外径の1.5倍以上必要。 防護管が短小で屈曲が無く、 ケーブルの引替えが容易であれば、1.5倍未満のものを使用してもよい。」となっています。 ケーブル1本であれば仕上がり外径の1.5倍で算出する。 複数本のケーブルを収める場合は、どの様に考えますか? 例えば、断面積総和の67%とか? 入線(引込み)できるかも含め、見解を教えてください。 内線規程には、複 ...
ビル空調の自動制御入門#7:コントローラ先生がやさしく解説
コントローラ先生 こんにちは!ぼくはコントローラ先生。 今日はビルの空調について、やさしく解説していくよ。 ビル空調の基礎#7:さーもくんとばるぶちゃんの働き コントローラ先生 空調の世界には、温度を見張る 「さーもくん」 と、 水の流れを調整する 「ばるぶちゃん」 がいるんだ。 今回はこの二人に注目してみよう! さーもくん やあ!ぼくはさーもくん。 ぼくの役割は主に、室内の温度を計測して「暑い」「寒い」を判断すること。 それだけじゃなく、ダクトの中を流れる空気の温度や、 配管の中を流れる水の温度もチェッ ...
第3回:Excel 見積書 自動化|XLOOKUPで単価を自動参照して見積書作成
第1回:LETで計算式を整理 第2回:FILTER・VSTACK・HSTACKで明細を整理 第3回:XLOOKUPで品目コードから単価を自動参照 第1回ではLET関数を使って複雑な数式を整理し、第2回ではFILTERで必要な行を抽出、VSTACK・HSTACKで表を結合する方法を学びました。 ここまでは「見積書の準備運動」として、関数そのものの仕組みを理解することを目的に進めてきました。 そして第3回では、いよいよXLOOKUPを組み合わせて、品目を選ぶだけで単価や単位が自動参照され、数量を入力すれば ...
第2回:Excel 見積書 自動化の基礎 | FILTER・VSTACK・HSTACKで明細を整理
Excelで見積書を作成すると、材料などの明細が増えるにつれて表が複雑になり、必要な情報を探すのが大変になります。そんなときに役立つのが FILTER関数 です。条件に合うデータだけを抽出できるため、見積の内訳をすっきり整理する第一歩になります。 さらに、抽出した複数のリストを VSTACK関数 で縦に積み上げ、HSTACK関数 で横に並べれば、明細表を自動で整形することが可能です。コピー&貼り付けや複雑なマクロを使わなくても、最新のExcel関数だけで「見積明細の整理」ができるのは大きなメリットです ...
第1回:Excel 見積書 自動化の第一歩|LET関数の使い方と活用例
このシリーズでは「Excel 見積書 自動化」をテーマに、関数の仕組みを理解しながら自分で作れるようになることを目的にしています。理解した内容をもとに自分でアレンジすることもできますし、そのまま業務で活用いただけます。 関連記事 第1回:LETで計算式を整理 第2回:FILTER・VSTACK・HSTACKで明細を整理 第3回:XLOOKUPで品目コードから単価を自動参照 Excelで複雑な数式を作ると、同じ計算を何度も書くことになり、数式が長く読みにくくなります。そんなときに役立つのが、便利な新関数 ...
基準は絶対か?現場判断はどこまで許されるか?
「設計基準通りにプルボックスを選んでいるけど、本当にそのサイズ、必要ですか?」設計図や建築設備設計基準に従ってプルボックスを選定すると、寸法がやや大きめになる傾向があります。しかし、計装工事で使用されるケーブルは、LANやCVVなど細くて柔軟なものが中心です。そのため、現場ではスペースやコストの制約を踏まえ、よりコンパクトなサイズで十分対応できるケースも少なくありません。 本記事では、設計基準に基づく寸法算出方法と、ケーブルの曲げ半径から導く実用サイズとの違いを比較しながら、現場で使えるサイズ選定のポ ...
【内線規程対応】電線管の占有率は32%?48%?違いと使い分けを解説
【訂正とお詫び】 先日の記事において、電線管に電線を収める際の許容電流計算で、本来必要な補正係数の適用を記載し忘れていた部分がありました。 正しくは、内線規程の表に基づき、単線3.2mm または より線8mm²以下の電線には補正係数を掛けて計算する必要があります。 誤った情報を掲載してしまい、読者の皆さまにご迷惑や混乱を招いてしまったことを深くお詫び申し上げます。 今後はより丁寧な確認と検証を行い、初心者の方にも安心して読んでいただける内容づくりに努めてまいります。 「この電線、何本まで入れていいの?」 ...
ビル空調の自動制御入門#6:コントローラ先生がやさしく解説
こんにちは!ぼくはコントローラ先生。今日はビルの空調について、やさしく解説していくよ。 コントローラ先生の初心者向け講座:AHUってなぁに? 今日は「AHU」っていう、ちょっと聞き慣れないけど、実はとっても大事な空調設備について、やさしく解説していくよ! AHUって何の略? まず「AHU」って何の略かというと… Air Handling Unit(エア・ハンドリング・ユニット)つまり「空気を扱う装置」ってことだね! AHUは、外の空気を取り込んで、室内を快適に保つための装置です。まずフィルターで空気中の ...
計装ってなに?「あたたかい」をつくる仲間たちの舞台裏
外は、冷たい風が頬を刺す冬の朝。吐く息は白く、手袋の中の指先もかじかんでくる。 そんな中、駅前のビルや商業施設の扉を開けた瞬間、ふわりと包み込むような、やさしいぬくもりが迎えてくれる。 「はぁ…あったかい」思わずこぼれる、ほっとした息。 そのぬくもりに背中を押されて、買い物へ、仕事へ、今日の一歩を踏み出す。まるで毛布にくるまれたような安心感。でも、この快適さは偶然じゃない。 目には見えないけれど、そこには「あたたかい」を守るために働く、小さな仲間たちがいる。それが、『センサー』や『バルブ』などの空 ...





