こんにちは!ぼくはコントローラ先生。
『今日はAHU と OHU の違いについて』やさしく解説していくよ。
みんな、『AHU』 と 『OHU』 の違いって、むずかしく聞こえるよね?
でもね、実は 『空気の入り口が違うだけ』 なんだよ!
AHU と OHU の違い
🟦 AHU(空調機)
外の空気(外気)と、部屋の空気(室内空気)の両方を扱う機械!
- 外の空気を取り込む
- 部屋の空気も戻ってくる
- 2つを混ぜて、温度・湿度を整えて、建物に送る
👉 外気+室内空気のミックス担当

■RAダクトとは何をするダクトなのか
RAダクトは 「室内の空気を空調機に戻すための通り道」 です。
空調機(AHU)が空気を送り出すだけでは、部屋の中の空気がどんどん増えてしまいます。
そこで、室内の空気を一度回収して空調機に戻し、再び調整して送り出す仕組みが必要になります。
その役割を担うのが RAダクト(Return Air:還気ダクト) です。
空調機はね、空気を送り出すだけじゃなくて、
部屋の空気を『いったん回収』して、もう一度キレイにしてから送り出しているんだよ。
この『回収する道』が RAダクトなんだ!」
RAダクトがあるおかげで、
部屋の空気はぐるぐる循環して、
温度も湿度も安定して、ムダなエネルギーも使わずにすむんだよ!
🟩 OHU(外調機)
外の空気だけを扱う、外気専門の機械!
- 外の空気だけを取り込む
- 汚れを取って、温度を整えて
- AHU や室内に送る
👉 外気だけをキレイにする専門担当

つまり、こう考えればOK!
OHU は『外気だけをキレイにする係』だから、
部屋の空気を戻す RAダクトはついてないんだよ。
逆に AHU は『外気と室内空気をまぜて仕上げる係』だから、
室内の空気を戻す RAダクトが必要になるんだ!
🟦 AHU が使われる建物
AHUは『外気+室内空気』をまとめて扱う大黒柱!
AHU は…
- 室内空気を再利用できる
- 省エネに強い
- 大きな空間をまとめて空調できる
という違いにつながります。
- 外気を取り込む
- 室内の空気も戻ってくる
- 2つを混ぜて、温度・湿度・清浄度をまとめて調整
- ダクトで広い範囲に送り出す
🟦 AHUは「大きな空間をまとめて空調する」タイプ
たとえば…
- オフィスビル
- ショッピングモール
- 病院
- 学校
- ホテル
「広い空間を『まとめて管理』したいときは AHU の出番だよ!」
外気+室内空気を扱う『空気の総合管理者』
🟩 OHU が使われる建物
🟩 OHUは『外気だけ』をキレイにする専門スタッフ!
でもね、OHUは 室内の空気は扱わない から、室内の空調は PAC(パッケージエアコン) やFCU(ファンコイルユニット) が担当することが多いんだ。
つまり、RAダクトがないということは…
- 手術室・クリーンルーム・食品工場などに向いている
- 室内空気を再利用しない
- 省エネよりも「外気の質」が重要な場所で使う
- OHU → 外気の一次処理
- PAC/FCU → 部屋ごとの空調
という 分業スタイル になるよ!
🟩 OHUが使われる建物の例
- 手術室
- クリーンルーム
- 食品工場
- 大規模オフィスの外気処理
- 換気量が多い特殊空間
「OHUは『外気の下ごしらえ係』
外気だけを一次処理する『外気専門スタッフ』
室内は PAC/FCU が担当!
PAC/FCUは『部屋ごとの空調係』って覚えると分かりやすいよ!」
🌀 なぜ室内空気を循環(RA)させるのか?
空気ってね、『入れるだけ』じゃダメなんだよ。
ちゃんと『戻す』ことで、快適さと省エネが両立するんだ!
🟦 室内空気を循環させる理由(RAダクトが必要な理由)
人が少ないときは空気があまり汚れない
- CO₂も少ない
- ニオイや湿気も少ない
- だから 室内空気を再利用しても問題なし
→ わざわざ全部捨てる必要がない。
捨てると『もったいない』
空調機が作った空気は
- 温度を整えて
- 湿度も調整して
- 清浄度も整えて
エネルギーを使って作った『完成品の空気』。
これを全部捨てると…
→ また外気を1から冷やしたり温めたりしないといけない
→ エネルギーのムダ!
人が多いときは空気が汚れる(CO₂が増える)
- 人が増える
- CO₂・湿気・ニオイが増える
- 室内空気を循環しすぎると 空気が悪くなる
→ このときは外気を多めに入れて、汚れた空気を外へ出す。
🟦 AHUは「状況に応じて外気と室内空気を混ぜる」装置
- 人が少ない → 室内空気を多めに再利用(省エネ)
- 人が多い → 外気を多めに取り込む(空気の質を確保)
だから AHU には RAダクトが必要なんだ!
『戻す空気』があるから、空気を上手にコントロールできるんだよ。
🟩 OHUはなぜ室内空気を循環しないのか?(RAがない理由)
- 室内で循環させたくない(ウイルス・菌・粉じんなど )
- 室内空気を戻す(RA)と汚染リスクが上がる
OHUはね、『外気だけをキレイにする専門スタッフ』なんだ。
だから室内の空気は扱わないんだよ!
🟩 OHUでRAがない理由
空気の質がとても重要な場所で使われる
- 手術室
- クリーンルーム
- 食品工場
こういう場所では…
→ ウイルス・菌・粉じんを 室内で循環させたくない
→ 室内空気を戻す(RA)と汚染リスクが上がる
だから 外気だけを処理して送り込む方式(OHU)が最適。
室内の空調は PAC/FCU が担当できる
OHUは外気の一次処理だけを担当し、
室内の温度調整は PAC(パッケージエアコン) や
FCU(ファンコイルユニット) が担当。
→ 外気処理と室内空調を分業する方式
外気を大量に入れる必要がある場所に向いている
- 換気量が多い
- 外気の温湿度差が大きい
- 外気の汚れをしっかり除去したい
→ 外気だけを専門的に処理する OHU が効率的。
コントローラ先生のまとめ
室内空気を循環する理由(AHU)
- 人が少ないと空気は汚れにくい
- 室内空気を再利用すると省エネ
- 捨てると『もったいない』
- 人が多いときだけ外気を増やして空気の質を保つ
だから AHU には RAダクトがある!
OHUが循環しない理由(RAなし)
- 手術室など『空気の質が最重要』の場所では、室内空気を戻すと危険
- 外気だけを一次処理して、室内空調は PAC/FCU に任せる
- 外気処理と室内空調を分業する方式
だから OHU には RAダクトがない!
ここでも『計装の技術』が大活躍しているよ!
実はね、空気の『快適さ』を守るために、
計装の技術がいろんなところで働いているんだよ!
センサーで空気の状態を測る
温度、湿度、CO₂、差圧、風量などを常にチェック。
- コントローラが判断して調節する
外気を増やす?
室内空気を再利用する?
加湿する?
冷やす?
→ ぜんぶ自動で判断! - 快適な環境をつくる
人が多くても少なくても、
外が暑くても寒くても、
室内がいつも快適なのは計装のおかげ。
「空気って見えないけど、その『見えない快適さ』を守っているのが 計装 なんだよ!」
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