DIYを始めたい初心者の方へ。まずは「これだけあれば安心!」という基本の道具を紹介します。
100均で揃うアイテムから、あると便利な定番工具まで、実体験をもとにまとめました。
小さな成功体験を積み重ねながら、DIYの楽しさを広げていきましょう。
最低限そろえたい基本工具
ノコギリ
- 木材を切るための基本工具。
- 初心者は 手引きノコギリ や 折りたたみ式ノコギリ が扱いやすい。
- 直線カット中心なら万能ノコ、細かい加工なら小型ノコがおすすめ。
ドライバー
- ネジを締めたり緩めたりする必須工具。
- プラス(+)とマイナス(-)を最低1本ずつ用意。
- 初心者は ドライバーセット を買っておくと安心。
こちらは、仕事で実際に使っているおすすめドライバーを紹介しています。
👉ドライバー記事
木工用ボンド
- ネジや釘を使わずに板を固定できる接着剤。
- 乾くと透明になり、初心者でも簡単に扱える。
- 小物収納やインテリア棚づくりにぴったり。
メジャー・定規
- 正確な寸法を測るための基本道具。
- DIYでは「測る → 切る →組み立てる」が基本なので必ず用意。
あると便利な補助アイテム
のこぎりガイド
ポイント
- 28mm幅まで対応なので、SPF材の1×2(厚み19mm × 幅38mm)や1×4(厚み19mm × 幅89mm)は幅がオーバーするため不可。
- MDFや細めの棒材、小型工作材に向いている。
- 大きな棚材や2×4材を切る場合は、同シリーズの GB-M など上位モデルが必要。
クランプ(固定具)
- 板同士を接着するときや、作業中に材料を動かさないために必須。
- 木工用ボンドを使う際は、クランプで固定すると仕上がりがきれい。
- 100均でも小型クランプが手に入るので、初心者におすすめ。
やすり(サンドペーパー・棒やすり)
- 切断面や角を滑らかに仕上げるために便利。
- 紙やすりは番手を変えて使うと仕上がりが美しくなる。
- 棒やすりは細かい部分の加工に役立つ。
カッター・カッターマット
- MDFや合板の薄板、紙素材の加工に便利。
- カッターマットを使うと机を傷つけず安全に作業できる。
木工用ボンドで組める棚のサイズ目安
小型収納棚(幅30〜60cm・高さ30〜50cm)
- 本や雑貨、衣類など軽いものを置く程度なら十分
- 100均MDFやSPF材を使った小物収納に最適
- 本や雑貨、衣類など軽いものを置く程度なら十分
ポイント
- 木工用ボンドは「面と面を広く接着」するほど強度が出る。
- 接着面積が広い小型棚なら十分耐えられる。
- 荷重がかかる棚や大型家具は、必ずネジやダボと併用する。
- 初心者はまず 幅30〜60cm程度の小型棚から始めると安心。
中型以上の棚について
幅60cm以上・高さ60cm以上になると、木工用ボンドだけでは強度が不足しやすく、ビスやダボなどの補強が必要になります。
強度が不足する理由
- 荷重が増える
幅60cm以上・高さ60cm以上になると、置く物の重さや横揺れで接着面に大きな力がかかります。 - 接着面積の限界
ボンドは「面と面」で広く接着すると強いですが、棚板の接合部は線や点に近く、強度が出にくい。 - 経年劣化
ボンドは乾燥後も湿気や温度で劣化するため、大型家具では長期的に不安定になりやすい。
下穴は面倒に見えるけれど、初心者が失敗しないための安心ステップ
DIYで木材にビスをねじ込む場合、基本的に下穴は開けた方が安全で仕上がりも良くなります。特に端や細い材では必須です。
ビスを使うメリット
- 即時に強度が出る → ボンドは乾燥時間が必要だが、ビスは締めた瞬間に固定。
- 補強効果 → ボンド+ビスで「面+点」の両方で固定でき、耐久性が大幅アップ。
- 分解・修理が可能 → ビスなら外して再組立てできる。
下穴が必要な理由
- 木割れ防止
下穴なしでビスを打つと、木の繊維を強引に裂いてしまい、端や細い材ではほぼ確実に割れます。 - ビスの頭が潰れない
下穴がないと強い力が必要になり、ビスの頭がなめて潰れることがあります。 - まっすぐ打てる
下穴を開けることでビスが狙った位置に入りやすく、斜めにずれるのを防げます。 - 作業が楽になる
下穴があると力を入れずに締められるので、初心者でも扱いやすい。
下穴サイズの目安
- 材質によっても違いがあり、SPF材や無垢材は割れやすいので必ず下穴を推奨。
- 合板は割れにくいですが、端や木口に打つ場合は下穴が必要。
ビスを打つときの下穴の目安
✅ 下穴径の目安
- ビス径の7〜8割程度が基本。
- 例:ビス径3.3mm → 下穴2.5〜3.0mm
- 例:ビス径4.0mm → 下穴3.0〜3.2mm
✅ 下穴の深さ
- ビスの長さと同じくらい、または 7〜8割程度が目安。
- 深すぎると保持力が弱まり、浅すぎると割れやすい。
✅ 材質による違い
- SPF材・無垢材 → 割れやすいので必ず下穴を推奨。
- 合板・MDF → 割れにくいが、端や木口に打つ場合は下穴が安心。
✅ 端からの距離
- 板の端に近い場所は特に割れやすい。
- 板厚の2〜3倍程度の距離を端から離して下穴を開けると安全。
✨ 初心者へのアドバイス
- まずは細めのドリルビットで試す → 緩いと感じたら少し太いビットに変更。
- ビスの太さに合わせた下穴径を選ぶのがポイント。
- 初心者は「基本的に下穴を開ける」と覚えておくのが安心。
- 電動ドリル+木工用ドリルビットが最も扱いやすい。
- 小物や薄板なら「キリ」でも十分。
- 下穴を開けることで木割れ防止・作業効率アップ・仕上がりの美しさが得られる。
ビスの太さの目安
よく使われるサイズ
- スリムビス(約3.3mm)
→ 割れやすい細い材やMDFに適している。初心者が小物棚を作るときに安心。 - 標準コーススレッド(約3.8〜4.2mm)
→ SPF材や1×4材など、一般的な木材に最も使いやすい。 - 太めビス(4.5mm以上)
→ 2×4材や厚板など、強度が必要な場面に使用。
太さ選びのポイント
- 木材の厚みと強度に合わせる
→ 薄板や端に近い場所は細め(3.3mm)、厚板や荷重がかかる部分は太め(4.0mm以上)。 - 下穴とのバランス
→ 下穴はビス径の7〜8割程度が目安。 - 初心者はまず3.8mm前後を基準に
→ ホームセンターで最も流通していて、汎用性が高い。
具体例(木材別)
- 1×4材(厚み約19mm) → 3.3〜3.8mmのビスが適切。
- 2×4材(厚み約38mm) → 3.8〜4.5mmのビスを使用。
- MDFや合板 → 割れ防止のためスリムビス(3.3mm)がおすすめ。
初心者向け:下穴を開ける道具
- 電動ドリルドライバー+木工用ドリルビット
- 最も一般的で初心者でも扱いやすい。
- ビットのサイズをビス径より少し細めに選ぶのがポイント。
- 例:ビス径3.5mm → 下穴2.5〜3.0mm程度。
注意点:パワーは弱めなので厚板の穴あけには不向き。
- 下穴錐ビット(専用ビット)
- ビス用に最適化された形状で、まっすぐきれいに穴が開けられる。
- 電動ドリルに装着して使う。
このビットについて知ると、下穴用として「木工用ドリルビット」を買うか「下穴錐」を買うか迷う方もいると思います。
ですが、まずは 木工用ドリルビットのセットを1つ用意しておけば十分 です。
もちろん下穴錐も良い道具ですが、木工用ビットの方が用途が幅広く、初心者には扱いやすいメリットがあります。
そのため、最初の一本としては 木工用ビットのセットをおすすめします。
- キリ(手動工具)
- 小物や薄板なら十分対応可能。
- 力を入れすぎると割れやすいので注意。
- ピンバイス(小型手回しドリル)
- 模型や細工用に便利。
- 小さな穴を正確に開けたいときにおすすめ。
穴あけのサイズを変えられるのは便利ですが、最初の一本としては上で紹介したキリをおすすめします。
一台あると便利な電動工具
ブラックアンドデッカーのマルチツールは、穴あけ・ネジ締め・切断・研磨までこなせる万能電動工具です。
DIY初心者にとっては「いきなり電動工具はちょっと難しそう…」と感じるかもしれません。確かに、扱いには慣れが必要で、最初は手工具から始める方が安心です。
それでも、このマルチツールがあれば作業の幅が一気に広がります。棚づくりや家具の補強、仕上げの研磨まで、1台で複数の工程をこなせるので「次のステップ」に進みたい人には心強い味方になります。
ブラックアンドデッカーマルチツールの万能性
1台で何役もこなす
- 穴あけ(ドリル機能)
- ネジ締め(ドライバー機能)
- 切断(丸ノコ機能)
- 研磨(サンダー機能)
👉 専用工具をいくつも揃えなくても、ヘッドを付け替えるだけで作業が切り替えられる。
初心者に安心な理由
- 道具選びに迷わない → 「これで足りる」という安心感
- 収納スペースを取らない → 工具箱ひとつで済む
- コスパが良い → 個別に買うより安く済む
DIYの幅が広がる
- 小物づくりから棚や家具まで対応可能
- 塗装前の研磨や仕上げもできるので「完成度」が上がる
- 1台で「作る・直す・仕上げる」まで完結できる
失敗も経験のうち。安心して挑戦すれば、必ず形になります。特別な技術はいりません。必要なのは『やってみよう』という気持ちだけです。
DIYに慣れてきたら、次は少しステップアップ!収納棚やインテリアアイテムなど、暮らしをもっと便利にする作品に挑戦してみませんか?
